開設前のチェックポイント

放課後等デイサービスを開設する前にやること

放課後等デイサービスを開設する前には実に多くのことをしなければなりません。ここでは開設前のチェックポイントを確認します。

チェックポイント

・開設する地域を決める
・会社・法人の設立
・人員募集
・物件確定
・サービス内容の決定
・初期費用、運転資金の見積もり、資金調達
・営業活動

開設する地域を決める

まずは開設する地域を決めましょう。自治体により制度が異なる場合もあります。またすでに放課後等デイサービスが飽和していたり、対象の児童がいなかったり、ニーズのない地域では申請ができない場合もあります。売上の計算に使う数値も地域で変わり、都会の方が高い傾向にありますがその分家賃相場も高かったりするので多方面からの確認が必要です。

会社・法人の設立

放課後等デイサービスは法人格を有していないと開設できません。あらかじめ法人を設立しましょう。設立に関わる方が二人以上いるなら、登録免許税が株式会社よりも9万円安く、福祉事業としても信頼されやすい一般社団法人がオススメです。
会社の種類の詳細記事はこちら↓
「法人設立!種類は株式会社だけではない」

人員募集

放課後等デイサービスを開設するには必要な人員を集めなければなりません。特に児童発達支援管理責任者となる人は確保しましょう。
人員基準詳細記事はこちら↓
「決定版!新基準の人員配置、自己評価表」

物件確定

事業を行う物件を確定しましょう。物件を選ぶ際には多くの法令が関わってきます。基準を満たし法令に適合しているかを確認しましょう。
物件を選ぶときに読みたい記事はこちら↓
「設備基準を満たす物件を探そう」

サービス内容の決定

放課後等デイサービスにはさまざまな障がいを抱える児童が通っています。ニーズの多い療育を調べたり、どのような療育を行いたいのかを考えておきましょう、

初期費用、運転資金の見積もり、資金調達

お金のことも慎重に考えなければなりません。物件や人員が決まれば運転資金も見通しが立ちやすくなってきます。余裕をもって資金を確保しておきましょう。
開設に必要な資金詳細はこちら↓
「開設にはまとまった資金が必要」

営業活動

準備が整っても利用者がいなければ事業は継続できません。利用者を獲得するためにも営業活動が欠かせません。パンフレットを作成し近隣の自治体の窓口への訪問や、説明会を開くことでサービス内容などの事業所の強みを宣伝していきましょう。また利用者と交わす契約書や説明書等の作成も忘れずにしておきましょう。

まとめ

上記の項目を確認して希望日時に指定が受けられるように準備を進めましょう。そのためには事前に自治体に相談することが大切です。また士業など専門家に依頼することも有効です。

放課後等デイサービスの開設、ご相談は税理士でもある西山のりこ福祉行政書士事務所まで。
お金の相談までノンストップで可能です。
info@axiabx.com

開設に必要な要件詳細記事はこちら↓
「放課後等デイサービスの申請要件」

開設後の業務スケジュールはこちら↓
「1か月間の業務スケジュール」